皆さんこんにちは。気象予報士のyoshi.です。
気象予報士の実技試験で押さえておきたい気象用語や数値についてご紹介します。
覚えておいて損はないので、ぜひ参考にしてみてください。
天気
実況地の記入型式
国際式天気記号の書き方です。
気圧は3桁であらわされます。例えば085と記載であれば1008.5hPaを意味します。
ちなみに、気圧変化傾向は3時間前と比較したときの数値です。
過去天気は観測時の6時間前から1時間前までの天気です。
図の中には、視程や露点温度の記載がありませんが、どこに表示されるか確認してみてくださいね。
国際式の天気記号と記入方式 | 気象庁
雲量の記号
10分雲量は全天を10として雲の占める面積の割合に応じて次の図の記号で記入します。
ちなみに8分雲量では図の2,3が2、4が3、5が4、6が5、7,8が6、9が7、10が8、天空不明が9と表されます。
国際式の天気記号と記入方式 | 気象庁
天気記号
天気記号が複数ある場合は項目の大きい方を優先します。
どの記号がでても答えられるように全部覚えておきましょう。
気象庁HP
現在天気
現在天気は次の記号で表します。
それぞれの記号の解説は気象庁HPをご確認ください。
止み間ありなしの点の書き方はしっかり覚えておきましょう。
国際式の天気記号と記入方式 | 気象庁
過去天気
過去天気は次の記号で表します。
過去天気は観測時の6時間前から1時間前までの天気です。しゅう雨降水は頻出です。
国際式の天気記号と記入方式 | 気象庁
台風
台風の強さ
①熱帯低気圧
TD:34ノット未満
②台風
TS :34ノット以上
STS :48ノット以上
TY :強い →64kt以上
非常に強い→85kt以上
猛烈な →105kt以上
台風の中心位置の確度
正確 good:30海里以下
ほぼ正確 fair: 30海里〜60海里
不正確 poor :60海里以上
台風の大きさ
風速15m/s以上の吹く範囲
大型500km〜800km
超大型800km以上
台風の領域
強風域:
平均風速15m以上が吹いているか地形の影響がないときに吹く可能性のある範囲
暴風域:
平均風速25m以上の風が吹いているか地形の影響がないときに吹く可能性のある範囲
暴風警戒域:
台風中心が予報円内に進んだ場合に暴風域に入る恐れのある範囲
予報円:
台風中心が予報時刻に70%の確率で入る領域
前線
前線記号
前線を記載する際、半円や三角形の間隔は特に決まりはありません。等間隔に記載すれば問題ないでしょう。
気象庁HP
前線の傾き
前線の傾きは概ね以下になります。
例えば850hPaの天気図をみて地上に温暖前線を記載する場合、850hPaは約1500mですので、約300km暖気側に移動させればよいことがわかります。2度くらい南と覚えておきましょう。

逆転層
逆転層の種類と特徴
接地逆転層
・地表から逆転層が形成される
・晴れた日の朝に形成される
・逆転層の厚みは薄い
前線性逆転層
・温暖前線の北側に位置している
・逆転層の上端よりも上で湿数は小さく、湿潤である
・暖気移流を伴うので、風向のシアーは上空に向かって時計周り
※上記は温暖前線での逆転層の特徴
沈降性逆転層
・逆転層の上端は乾燥している
・逆転層より下側は湿潤である
・逆転層は地上千メートルより上空に形成される
・高気圧の圏内に形成される。
風
風向
北よりの風とは:
北西から北東にかけでばらついて北から吹く風
風速
1kt≒0.51m/s≒1.85km/h
やや強い風:
平均風速10〜15m/s
強い風:
平均風速15〜20m/s
非常に強い風:
平均風速20〜30m/s
猛烈な風:
平均風速30m/s以上、または瞬間風速50m/s以上
風に関する警報
W :海上風警報..28kt以上
GW:海上強風警報..34kt以上
SW:海上暴風警報..48kt以上
TW:海上台風警報..64kt以上
雨
降水強度
弱い雨 :1時間に3mm未満の雨
やや強い雨 :1時間に10mm以上20mm未満の雨
強い雨 :1時間に20mm以上30mm未満の雨
激しい雨 :1時間に30mm以上50mm未満の雨
非常に激しい雨:1時間に50mm以上80mm未満の雨
猛烈な雨 :1時間に80mm以上の雨
まとめ
実技試験に覚えておきたい用語や数値について記載してきました。
適時更新していきたいと思いますので、是非試験前にはチェックしてみてください。