皆さんこんにちは!気象予報士のyoshi.です。
天気図って、なんだか難しそう…
そう感じたことはありませんか?
ニュースや天気予報で見かけても、記号や線がたくさんあって、どこを見ればいいのかわからない。
そんな方は多いと思います。
でも実は、天気図はポイントをしぼって見れば、初心者でも簡単に読むことができる便利な道具。
たとえば、なぜ今日は風がつよいのか、なぜ明日は雨になりそうなのか、なぜ寒くなるのか。
こうしたことが、天気図を見ると少しずつ見えてくるんですね。
この記事では、天気図の見方を初心者向けに超わかりやすく解説します。
小学生でもわかるよう、まずは「ここだけ見ればOK」という基本から紹介していきますので、天気に興味ある方は是非よんでみてください。
ではどうぞ。
天気図って何?
天気図とは、その時の空気の流れや天気の状態を地図の上にまとめたものです。
例えばこれ。
気象庁HP
天気予報などで、見たことある方も多いのではないでしょうか。
そう、これが天気図です。
地図に線や記号が沢山かいてありますよね。
普段、私たちは空を見上げても、日本全体の天気の流れまではわかりません。
ですが天気図を見ると、「どこで雨が降りやすいか」「どこから天気が崩れそうか」が見えてきます。
天気図でまず見るべき4つ
初心者の方は、最初から全部読もうとしなくて大丈夫。
まずは高気圧、低気圧、前線、等圧線の4つを見るだけでOKです。
この4つがわかるだけでも、天気図はかなり読みやすくなります。
高気圧と低気圧の見方
天気図には「高」や「低」が書かれています。
先ほど紹介した天気図には青と赤で書いてありましたね。
これが高気圧と低気圧です。
高気圧とは?
高気圧というのは、まわりより気圧が高い場所です。
気圧は空気の重さのこと。
つまり、空気が重いところが高気圧なんですね。
なんで重くなるかというと、それは空気が上から下にどんどん降りて地上付近の空気が密集しているから。
簡単な例で、風船を思い浮かべてみましょう。
少しずつ空気をいれると、徐々に膨らんでいきますよね。
もっといれると、風船はパンパンになります。
これは風船の中の空気が密集し高気圧になっている状態です。
一般的に、高気圧におおわれると晴れやすくなります。
高気圧では空気が上から下へおりてきやすく、雲ができにくいからなんですね。

低気圧とは?
低気圧は、まわりより気圧が低い場所です。
先ほどの高気圧とは逆ですね。
空気が軽いところが低気圧になります。
風船の例で見ると、空気が抜けている状態。
空気が軽くなるということは下から上に空気が上昇し、地上の空気がなくなっていることを意味しています。
空気が上昇すると、雲ができやすくなるんですよね。
そのため低気圧が近づくと、くもりや雨になりやすくなります。
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まず覚えたい基本
ここまでなんとなく理解できましたでしょうか。
とても簡単に言えば、
- 高気圧=晴れやすい
- 低気圧=雨やくもりになりやすい
このイメージを持つだけでも、天気図の見え方変わってくるはずです。
前線の見方
次は前線です。
天気図で出てくる前線というのは、青と赤の線に、三角や半円の記号が追加されたものです。
前線は性質のちがう空気の境目を意味しています。
つまり、線の書いてある両側では異なる性質の空気があることを意味しています。
異なる性質というのは、暖かいと冷たい、湿度が高い、低いなど。
前線の近くでは異なる性質の空気がぶつかるので天気が変わりやすく、雲ができ雨が降ることにつながります。
ちなみに前線の種類は4種類。
温暖前線、寒冷前線、停滞前線と閉塞前線です。
前線についてもっと詳しく知りたいかたはこちらを見てみてくださいね。
【5分で読める!】前線とは?種類・特徴・天気の変化をやさしく解説!
等圧線の見方
等圧線とは、気圧が同じ場所を結んだ線です。
天気図には、曲がった線がたくさん引かれていますよね。
これが等圧線です。
等圧線が混んでいると風が強い
初心者の方がまず覚えたいのはこれです。
- 等圧線の間隔がせまい → 風が強い
- 等圧線の間隔が広い → 風が弱め
台風や発達した低気圧のときに風が強いのは、等圧線がぎゅっと詰まっていることが多いからですね。
ちなみに風は等圧線に平行に吹く性質があります。
最初の天気図では日本の近くに低気圧がありますよね。
そして、そのすぐ西には幅の狭い等圧線が北から南に伸びています。
低気圧は反時計回りの風の流れを持ちますので、等圧線が北から南に伸びているということは北から南に風が吹いていることを意味しています。
天気図は11月。
この時間、冷たくやや強い北よりの風が日本海側の都道府県に吹いていることが予想できるというわけです。
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まずは線の多さより間隔を見る
最初は細かい数字を追わなくても大丈夫です。
線が混んでいるか、そうでもないかを見るだけでも十分役立ちます。
天気図を見るときの簡単な順番
初心者の方には、次の順番で見るのがおすすめです。
天気図からわかることと合わせて、今までの内容も簡単におさらいしておきましょう。
1. 高気圧と低気圧の位置を見る
まずは「晴れやすそうな場所」、「天気が崩れやすそうな場所」をざっくりつかみます。
高気圧におおわれているときは、晴れやすく、低気圧があればくもりや雨になります。
2. 前線があるかを見る
前線が日本の近くにあれば、雨の可能性を考えます。
3. 等圧線の間隔を見る
混んでいたら風が強まりそうだと考えます。
4. 全体がどう動きそうかイメージする
西から東へ天気が変わることが多いので、天気図の西側にも注目すると流れが見やすくなります。
前線や低気圧がどこに進んでいるかを確認してみましょう。
天気図は今の天気だけでなく、これからの変化を考える手がかりを教えてくれます。
まとめ
天気図は、最初は記号や線が多くて難しそうに見えます。
でも、高気圧、低気圧、前線、等圧線を押さえるだけで、「晴れやすいのか」「雨が近いのか」「風が強いのか」が少しずつ見えてきます。
天気図が読めるようになると、毎日の天気予報がもっと面白くなり、空を見ることそのものが楽しくなりますよね。
まずは今日の天気図を見て、高気圧はどこか、低気圧はどこか、前線はあるか、等圧線は混んでいるかを確認してみてください。
それだけでも、気象の世界がより身近に感じられる第一歩になるはず。
ところで、あなたの地域の明日の天気は晴れですか?
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最後までお読みいただきありがとうございます!


