皆さんこんにちは!気象予報士のyoshi.です。
気象庁のホームページ。
気象予報士試験の勉強では、必ず確認しておく必要があるサイトとして有名です。
なぜ確認しておく必要があるかというと、気象庁HPの内容が試験にでるから。
この記事にたどりついている皆さんならご存じの方がほとんどでしょう。
でも、どこをどうやって確認すればいいか皆さんうまく活用できているでしょうか。
実際、私はというと受験生のころ使い方全くわかりませんでした。
HPを見た方がよいということはなんとなく知っていても、「じゃあどこの何を見ればいいんだよ」って思ってましたし。
見方の解説なんて、どこにも書いてなかったですしね。
そんな悶々とされている方のため、私がおすすめする気象庁HPの活用方法をご紹介します。
専門知識や実技試験といった試験範囲だけでなく、普段の生活でも使えるコツもご紹介していますのでぜひ確認してみてください。
気象庁HPの見方
まず、PCで見たときの気象庁HPのトップ画面はこちら。
年度によっても表示が更新されることもありますが、このような画面になっています。
リンクはホーム、防災情報、各種データ、地域の情報、知識解説、各種申請の構成ととてもシンプルです。
気象庁 Japan Meteorological Agency
気象庁HP
試験勉強で活用する方法
最初に、気象予報士試験で活用する方法について紹介していきます。
主に使用するのは知識解説と各種データのタブです。
早速みていきましょう。
知識・解説
なんといっても、この知識・解説ページは試験勉強で一番活用するといってもいいのではないでしょうか。
気象庁HP
まずは知識・解説のタブをクリックしてみます。
すると、いくつかの項目にわかれて表示されるのですが、特に見ておいてほしいのが、気象・地球環境・気候・海洋の項目。
気象観測装置の説明から、気象衛星画像の見方、気象現象についての説明、解析雨量や数値予報の解説に至るまで専門知識での出題範囲が概ね網羅されています。
一例として降水短時間予報のボタンをクリックするとこのような詳細の説明が表示されます。
1時間先までの5分毎の降水の強さを1km四方毎に予報か・・。という感じで試験勉強では覚えていくわけですね。
たった、この一文だけで3つの数字がでてくるので、出題範囲全てとなると、かなりのボリューム覚えないといけないことは簡単に想像できるのではないでしょうか。
ただ覚えたことはすぐ忘れるので、一日一つずつでも繰り返し見返しておくことをおすすめします。
このHPはとても試験勉強には有益ではありますが、個人的にいまいちだなと思う点もいくつかあります。
1つは試験範囲以外のことも多く記載されているということ。
一つ一つの解説ページには色々な情報が事細かく含まれているため、どれを重点に覚えておけばよいかというのは判断が難しい。
関係のないものまで覚えてしまう可能性は多いにありますので狙いを絞って覚えていくということも必要になるはずです。
あと変更点がわかりずらい点も難点かなと。
例えば過去全球モデルの格子間隔が20kmから13kmに変更になりました。
「いつかわったんだよ。変更点どっかに書いといてよ。」と実際に勉強しているときに思うことはありました。
とはいえ、最新情報はこのHPが元になっていますので、もし参考書と異なる記述があればHPを参考にするようにしてみてください。
古い参考書は要注意。
その数値が現時点での最新値かはよく確認しておくようにしましょう。
各種データ
各種・データのページも試験対策として活用ができます。
気象庁HP
よく出題される範囲は気象・地球環境・気候、海洋の項目。
専門知識では、近年発生した異常気象や過去からの気温や降水量の偏差、500hPaや850hPaの高度の偏差によって発生する現象を問う問題などが出題されます。
テレコネクションなど、気圧がシーソーのように伴って変化する現象など理解するためのツールとしても有益です。
今回、一例として実況天気図の画面を表示しています。
日ごとでの最新の地上天気図の変化を表示してくれますので、どのように前線が移動するか、高気圧、低気圧がどう変化していくかを見ておくには役にたつ情報かと思います。
また、実況天気図のすぐ下に保存用天気図というボタンがありますよね。
それをクリックすると、過去1年間の地上天気図だけでなく、850hPa、700hPa、500hPa、300hPaなどの高層天気図を表示することができるようになっています。
これを活用することで、地上前線があった場合、高層ではどのような大気状態となっているかを理解することができます。
作図問題が苦手な方などはとても活用できるツールになるはず。
【図解付き!】気象予報士実技試験の作図問題を完全対策まとめ(前線解析・等圧線解析)
ちなみに、気象予報士の実技試験で用いられる天気図というのは、過去実際に起こった天気図をもとに作成されています。
今後の気象業務に活用できる力を身に着けるための試験だと考えると、大昔の天気図は使用される可能性は低い。
自分が出題する立場であれば、近年発生した特有な気象であったり、前線の通過や台風、低気圧の発達など基本となる天気の変化がわかる天気図を探すはずです。
日頃からHPを見ておけば実際の試験で、どこかでみたような天気図に遭遇する可能性は高いのではないでしょうか。
日常で使える活用する方法
気象予報士試験は難しいので受験はしないけど、日頃から使える天気ツールを知りたいという方のため、いくつか紹介していきます。
天気
みんな知りたい今日・明日の天気。
ここから確認することができます。
気象庁HP
お住まいの地域をあらかじめ設定しておけば、クリックするだけで天気を表示してくれるので便利です。
ちなみに皆さん。
ここに書いてある降水確率や信頼度というワード。
何を意味するかしってますでしょうか。
降水確率はあるきまった時間帯に1mm以上の雨や雪が降る可能性を表しています。
例えば3日であれば30%。
過去に発生した同じような天気図を100枚集めてきて、そのうち30回1mm以上の雨が降っていれば30%となります。
ちなみに野球の大谷選手の打率が大体30%。
結構うっているイメージないでしょうか。
30%こえると、折りたたみ傘くらいもっておいたほうが安心ですね。
次に、信頼度というのは3日後からでてきて、A、B、Cで表示されます。
Aは確度が高く、次の日にも降水有無の予報がかわることはありません。
例えば3日が晴れ時々曇りであれば、明日になっても3日の予想は晴れで変わることはありません。
確度がCになると、次の日に予報がかわる可能性が高いことを示しています。
確率としては半々くらい。
と覚えておけばよいでしょう。
どうでしょう。これらを知っているだけでも天気予報の見方が変わってきませんか?
防災情報
防災情報は気なりますよね。
お住まいの地域で日々どんな警報・注意報がでているかはこちらから確認することができます。
気象庁HP
特に情報がなければ上記のように表示されますし、発表されていれば警報・注意報内容がここに記載されることになります。
私には子供がいますが、小学校などは警報がでると休校になる場合があります。
特に台風シーズンなどでは出番が増えるボタンです。
気象レーダー・黄砂・紫外線他
お住まいの地域でのより細かな情報が知りたい方は「あなたの街の防災情報」タブから確認することもできます。
雨雲レーダーはもちろん、紫外線情報や、黄砂情報まで幅広く生活に関係する情報を確認することができますね。
先の時間まで画像で確認できるのはいいですよね。
気象警報・注意報、熱中症アラート、キキクルなど防災に関連した情報もタイムリーに確認することができます。
災害が発生しないことがよいですが、日頃からこのような情報をチェックしておくことで自分の地域では危険度が高くなりやすいか、そうでないかを判断するツールとしても有効かと考えます。
まとめ
ここまで気象庁HPの使い方について解説してきました。
気象庁のHPは、天気予報だけでなく、警報・注意報、台風情報、雨雲レーダー、天気図、さらには専門向けのモデル図まで、あらゆる気象情報を無料で確認できる非常に強力なサイトです。
最初は情報量が多く「どこを見ればいいの?」と迷う方も多いですが、今回紹介したポイントを押さえておくと、必要な情報にすぐアクセスでき、天気の“読み解き力”が大きく向上します。
特に防災面では、気象庁HPを正しく使えるかどうかが、早めの判断や安全行動にもつながります。
気象庁HPは、誰でも簡単に使いこなせる“天気の教科書”。
気象予報士試験の対策のみならず、天気予報を見るついでに少しずつ機能を触ってみて、自分に合った情報の見方を身につけてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます!








