ポイント解説
(a) 気層Aは熱圏ですね。説明も問題文の通りなので
答えは〇です。
(b) 電離層は気層Aである熱圏の上方に位置するので
答えは×です。
(c) オゾンの数密度の最大は25km付近となりますの
で、Cの成層圏界面付近ではないですね。
答えは×です。
(d) 気層Dである対流圏では放射対流平衡が起こって
おり、放射と対流が重要になっています。
説明は問題文の通りになりますので
答えは〇です。
よって回答は④です!
ポイント解説
乾燥空気の分圧を求める問題ですね。
問題文で気温、気圧、気体定数、密度などの
ワードがでてきているので状態方程式を使用し
て計算するんだなということはわかりますね。
またなにやら後半に水蒸気の・・・と記載してある
ので、まず水蒸気の分圧を求めたあとで乾燥空気の
分圧を出す流れかなということは問題文から
推察することができます。
これを踏まえまず水蒸気の分圧を求めてみま
しょう。
状態方程式はP=ρRTですので、
P=26×0.5×0.001×461×300≒1798Jm-3
=1798Pa≒18hPa ですね。
(・・大丈夫ですかね?計算するときは単位をそろ
えて考えるとわかりやすいですよ。)
で、気圧が1008hPaなので水蒸気の分圧18hPaを
引いてやると乾燥空気の分圧がでてきます。
乾燥空気の分圧=1008-18=990hPa
よって回答は④です!
ポイント解説
(a) 高度Aと高度Bで温位は一定ですね。
この間では飽和しておらず断熱変化をして
いるだけなので乾燥断熱線に沿って変化する
のみです。答えは〇です。
(b) 水蒸気の混合比は水蒸気の質量/乾燥空気の
質量です。高度Bまで飽和していないので
空気塊の質量の変化はありません。
答えは〇です。
(c) 相当温位は温度と水蒸気の潜熱の合計です。
まず高度Aと高度Bの相当温位ですが、
温位が一定で水蒸気の質量も変化しない
ので相当温位は一定です。
次に高度Bと高度Cです。
図からBは持ち上げ凝結高度、Cは自由
対流高度であることがわかります。
この間は湿潤断熱線に沿って空気塊が上昇
します。
湿潤断熱線に沿う空気塊の相当温位は変化
しないので、高度Bも高度Cも相当温位は
一定です。答えは〇です。
(d) Cは自由対流高度です。
これより上空では周囲の大気の温位より
空気塊の温位のほうが高いので空気塊が
上向きの力を受け勝手に上昇していきます。
答えは×です。
よって回答は④です!
ポイント解説
まずAでの温度風ベクトルを考えてみましょう。
850hPaの矢印の先端と500hPaの矢印の先端を
結んだ線(矢印の向きは西から東に向かって・・
ですね。)になります。
Bにおける平均気温の大きさはAの温度勾配の
半分で向きは同じということなので、矢印は
西から東に向かって目盛1つ分ということにな
りますね。ということはBにおける500hPaで
の風ベクトルは②ということになります。
よって回答は②です!
ポイント解説
(a) エーロゾルは霧の発生に影響を及ぼします。
答えは×です。
(b) 釧路沖で発生する海霧は移流霧のことで
すね。移流霧は海面水温より暖かい空気が
オホーツク海から流れてきて発生する
現象です。答えは×です。
(c) 放射霧は説明文の通りです。
答えは〇です。
(d) 前線霧の説明は問題文の通りです。
答えは〇です。
よって回答は⑤です!
ポイント解説
(a) 0.3㎛より短い紫外線は成層圏でほとんど
吸収されます。
(b) 問題文の通りです。答えは〇です。
(c) 大気の窓と呼ばれる領域(11㎛付近)で
地球放射を吸収しません。
ひまわりの赤外画像も、この領域の強度を
観測しているんですね。答えは×です。
よって回答は②です!
ポイント解説
下降流が水平流となったときの速度を求める
問題です。計算をしてみましょう。
まず下降流の大きさは円の面積に風速をかけた
ものなので、500m×500m×π×20m/sです。
次に水平流の大きさですが、同様に考えると
2000m×π×50m×〇m/sですね。
この〇を求めることになります。
両者は=なので、500m×500m×π×20m/s
=2000m×π×50m×〇m/sです。
〇=50になります。
よって回答は③です!
ポイント解説
(a) 温帯低気圧の発達終了段階で上空に切離低
気圧が見られることが多いです。
答えは〇です。
(b) 南半球でも、北半球と同じく気流の流れは
西から東なので、気圧の谷の軸は西から
鉛直になります。答えは×です。
(c) 問題文の通りで、寒冷低気圧があると高度
が低くなります。答えは〇です。
よって回答は③です!
ポイント解説
(a) これは問題文の通りです。答えは〇です。
(b) 台風の中心付近は下層から中上層まで暖気
核が存在します。答えは〇です。
(c) 最大風速は地表2km~4kmで強くそれより
上空では弱まります。答えは×です。
よって回答は①です!
ポイント解説
(a) 成層圏上部なので50km付近ですね。
1月は南極付近が最も高く、北極で最も低く
なります。答えは〇です。
(b) 1月の北極域の成層圏には極渦
(低気圧性循環)がみられ、それと相反す
るように高気圧がアリューシャン列島付近
に見られます。答えは〇です。
(c) 北半球、南半球とも対流圏ではジェット気
流は西風が主なので、成層圏が西風のとき
に伝播します。答えは〇です。
(d) プラネタリー派の波長は1万km以上です。
地球一周が4万kmなのでかなり長いですね。
答えは×です。
よって回答は①です!
ポイント解説
(a) 問題文の通りです。答えは〇です。
(b) 人為起源の二酸化炭素は大気中に6割
蓄積しています。(陸が1割、海が3割
なので大気中が一番多いですね。)
答えは×です。
(c) 北半球の方が人口も多く二酸化炭素排出
量が多いので濃度が濃いです。
答えは〇です。
(d) 夏は植物の光合成が盛んになるので、
大気中の二酸化炭素濃度が減少します。
答えは〇です。
よって回答は②です!
ポイント解説
(a) 熱中症の発表には予報業務の許可は不要です。
答えは×です。
(b) 天気予報をホームページで公開するときには
予報業務の許可は必要です。
答えは×です。
(c) 自社だけの使用であれば、予報業務の許可は
不要です。答えは×です。
(d) 桜の開花予想には予報業務の許可は不要です。
答えは〇です。
よって回答は④です!
ポイント解説
(a) 予報業務が8時間以下の場合は2名以上の
気象予報士を配置することになります。
答えは×です。
(b) 登録通知書を掲示する決まりはありません。
答えは×です。
(c) 1か月以内ではなく、2週間以内ですね。
答えは×です。
(d) 問題文の通りです。答えは〇です。
よって回答は⑤です!
ポイント解説
(a) これは懲役、罰金の罰則が適用されます。
答えは〇です。
(b) 教育のためであれば、検定は受ける必要は
ありません。答えは×です。
(c) 観測のための立ち入りを拒むと罰金刑に
なります。答えは〇です。
よって回答は③です!
ポイント解説
災害対策基本法において、市町村は、基礎的な地
方公共団体として、当該市町村の住民の生命、
身体及び財産を災害から保護するため、
地域防災計画を作成し、実施する責務を有して
おり、市町村長は、災害が発生し、または発生
するおそれがある場合には、避難のための
立退きを居住者に勧告し、及び急を要すると
認められるときは、避難のための立退きを
居住者に指示することができる。
よって回答は⑤です!